「アイスホースってどれがいいの?」そんな疑問を払拭するため、人気のアイスホース3つの特徴やちがいを比較しました。
- アイスホースとは
- アイスホースの種類
- おすすめ3選を比較
- アイスホースの使い方 解説動画
- アイスホース比較、結論
鼻から抜けるひんやりとした吸い心地がたまらない「アイスホース」。その清涼感から、夏だけでなく年中手放せない人が続出している人気アイテムです。
この記事では以下3つの「アイスホース」を比較します。
まずは基礎知識として、アイスホースとその種類について解説。
アイスホースとは
アイスホースとは、ホースの中にある凍らせた保冷剤を経由して煙を吸うことで、冷たい煙を楽しむことができるアイテムです。シーシャの煙自体が冷えているため、その煙を吸うことで体がひんやりと涼しくなるような体験ができます。夏に人気のアイテムですが、メンソールのような清涼感が好きな方は年中使用しています。
アイスホースの種類
一般的にアイスホースというと、「シャトルアイスホース」の形状が有名ですが、小型の「ミニアイスホース」や、インスタ映え間違いなしの「ジュエルアイスホース」など色々と種類があります。それぞれサイズや持続時間、見た目などが異なるので好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
シャトルアイスホースについて解説した記事はこちら
ジュエルホースについて解説した記事はこちら
人気のアイスホース3選を比較
ここでは、ドクターシーシャ独自の観点で人気のアイスホースを比較していきます!まずは、スペックを比較表にまとめました。
サイズ (cm) (長さx吸口x差口) |
冷たさ継続時間 | 冷たさレベル | メンテナンス性 | |
シャトルアイスホース | 34 x 1.2 x 1.5 | 約90分 | ◯ | ◎ |
ミニアイスホース | 21 x 1.2 x 2.4 | 約60分 | △ | ◎ |
ジュエルアイスホース | 36 x 1.3 x 1.3 | 約60分 | ◎ | ◯ |
サイズ
率直にいうと、ホースの大きさ(長さ)は送られてくる煙の冷たさに関係する印象です。そのため、より大きい、または長さのある保冷剤を持つアイスホースがより冷たい煙をつくり出すことができるといえるでしょう。
冷たさ継続時間
冷たさの継続時間はホースの長さよりも大きさが関係しそうです。実際、一番大きな保冷剤を持つシャトルアイスホースの持続時間がもっとも長く、シーシャの吸い始めから終わりまでしっかりとその効果を楽しめるでしょう。
冷たさレベル
冷たさレベルは、体感で冷たさを感じられる強さを表しますが、これはジュエルアイスホースがもっとも冷たく感じました。おそらく保冷エリアが一番長く、また、煙の通り道を外からつつむように冷やしていることが理由だと思われます。
メンテナンス性
これはコンパクトかつ、保冷剤とプラスティック容器が別になっているミニアイスホースに軍配が上がりそうです。他の2つも扱いにくいわけではないですが、ジュエルホースは、36cmの本体丸ごと凍らせる必要があるので、冷凍庫のスペースを消費します。
パイプとつなぐホースとの汎用性について
見落としがちなのが、パイプのホースとの汎用性です。今回比較している3つのアイスホースでもそれぞれ取り付け方が異なります。基本的には各アイスホースの差し口の直径がお持ちのホースの口径に合えば使用できますが、いくつか注意が必要です。
シャトルアイスホースの場合
シャトルホースの差し口は最小1.5cmと使いにくいサイズなので、吸い口(1.2cm)の方を差し口として使う場合があります。パイプのホースの先端(吸い口)を外して取りかえる形で取りつけますが、シャトルホースの差し口は1.2cmから広がる形状なので、ホースによっては外れやすくなる場合があります。
ミニアイスホースの場合
ミニホースの差し口は2.4cmと広くメス型になっており、パイプのホースの先端(吸い口)にホース用ゴムパッキンをはめてそのまま差し込めば取り付けできます。ゴムパッキンのおかげで安定した装着感になります。
ジュエルアイスホースの場合
ジュエルアイスホースの差し口は1.3cmで、取り付け方法はシャトルホースと同じくパイプのホースの先端を取りかえて使用します。しかしシャトルホースと異なり光景が広がっていないので、サイズが合えばパイプのホースに安定して装着できます。
このホースとパッキンがあればどのアイスホースにも使えます
*パイプ側に装着可能かを確認いただくことをおすすめします。
このパイプなら全てのアイスホースに対応します
アイスホースの使い方【かんたん解説動画】(1分50秒)
この動画を見ると、アイスホースの使い方を分かりやすく理解できます。
アイスホース比較、結論
結論としては、求める内容に対してそれぞれ良し悪しがあると言うことになります。そのため、各アイスホースごとにメリット、デメリット、総評をまとめます。
【シャトルアイスホース】
メリット:シーシャの持続時間を90分ほどと考えると、3つの中でこのアイスホースだけが初めから終わりまで使用できる。
デメリット:パイプとつなぐホースによるが、他の2つに比べると取り付けが少し不安定か。しかし使用に支障はない程度。(しっかりと固定できるホースもある)。
総評:取り付けの安定性への懸念はあるものの、持続時間や冷たさレベルなど、総合的に考えるとシャトルアイスホースがもっともパフォーマンスが優れている。迷ったらコレを選べば間違いない。
【ミニアイスホース】
メリット:なんといってもそのコンパクトさが魅力。冷凍庫のスペースを取らずに保冷剤を冷やすことができる。ひんやりとした吸い心地もしっかりと感じられる。
デメリット:やはりその小ささゆえ、他の2つに比べると継続時間、冷たさレベルともに劣る。これはコンパクトさとの引き換えになる部分なので仕方ないが。
総評:冷凍庫のスペースの問題など、手軽にアイスホースを楽しむなら間違いなくコレ一択。性能面ですこし劣るが、これしか知らなければ十分ひんやりとした煙を楽しめる。
【ジュエルアイスホース】
メリット:インスタ映えするキラキラした見た目、キンキンに冷えた煙を生み出す保冷システム。これらを両立させるのはコレしかなく、唯一無二のアイスホース。
デメリット:保冷剤を取り外しが可能な他の2つに比べると、36cmあるサイズをそのまま冷凍庫で冷やすのは少々ジャマか。また、本体にスポンジ部分があったりと洗浄に少し気を使う。
総評:分解できない大きさや持続時間はやや気になるが、それでも見た目と冷たさレベルがほしければ、このジュエルホースがベストな選択だろう。どちらかというと、キンキンの冷たさを最初の30分ほど楽しんだあと、徐々に失速する先行タイプ。